ポケダン(探検隊)チーム『シノギリハ』・『マシュマロ』・『ひだまり』・『カクテル』のネタを殴り書くそんなブログ。
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チンメイの人間時代ってどんなんだろう。
そしてジュプトル達とはどんな感じの関係(立場)でいたんだろうと考えた中出来たネタ。
ジュプ主だけでなくヨノ主もパ主も可能な主人公ですが、何故かディア主っぽい雰囲気。
適度に加筆修正やってきます。
それでは、続きからどうぞ。
2008.6.1
あまりに長いので適度に分断させていただきます。すみません。
そしてジュプトル達とはどんな感じの関係(立場)でいたんだろうと考えた中出来たネタ。
ジュプ主だけでなくヨノ主もパ主も可能な主人公ですが、何故かディア主っぽい雰囲気。
適度に加筆修正やってきます。
それでは、続きからどうぞ。
2008.6.1
あまりに長いので適度に分断させていただきます。すみません。
*****
青々とした自然。
木漏れ日を浴びて湖の傍に佇む影が1つ。
空より落ち着いた蒼の身体を持ち、瞳は深紅。通常の人間では視線を合わす事も疲れそうな大きさで、また、ふと目が合えば即座に威圧されるような凄みと鋭さがある。
ディアルガ。『じかんポケモン』と呼ばれ、一地域では時を司る神として崇められている存在だ。
普段は『時限の塔』と呼ばれる建物の頂上にいる筈のそれは、現在森に囲まれた湖の一角に佇んでいる。
(これが… ………『水』、か。)
『鏡のようだな』と、物珍しそうに、水面に映る自分の姿をじっと見つめる。
風でゆらゆらとそれは揺れ、己の姿にひずみが浮かんだ。
塔の中で長年過ごして、初めて見た。
そう考えると自分は何処まで世間を知らない籠の中の鳥だろうか。
自分がこのような立場にある存在でなければ、この青々とした世界の下で生きられると言うのに。
――何故、ディアルガとして生まれてしまったのだろう。
そんな事を考えていたら、ガサリと物音が聞こえた。森の奥からだ。
ガサガサガサ、と音は此方へ近づいていく。
正面におぼろげな人影が見え、やがてはっきりと、姿形が確認された。
『………?』
「ふぅ、ようやくあの精神オトンから逃げ切れた……と。 お?」
湖をはさんで見えた存在は、人間だった。
黒の髪は肩ほどまでに伸び、瞳は琥珀。蒼を主体とした着物のようなものを着用しているが、更にその下に濃紺のズボンと言うものを穿いている。顔立ちは男のようだが、体付きから娘である事が判別出来る。
「えーと確か、ディアルガ…だっけ? うわぁ、珍しいもの見たなぁ…!」
娘は此方の姿を見て、首を傾げた。
このような場所にいる筈ないディアルガがいるのだから、その仕草をしても不思議はない。
しかしこの娘は、私の姿を見ても臆さない。
それどころか、興味深げに此方へ近寄ってきた。
ペチペチと私の片足を軽く叩く、次にスリスリと頬ずりを始め――少しくすぐったかった――、最後には掴める場所が少ないのに容易によじ登る始末。「よっ」と背に乗って、其処から見える風景に感嘆の声を漏らしていた。
「おー、絶景絶景。 高い所から見る景色ってやっぱ良いなー。」
『貴様』
「ありゃ。 ひょっとして、……怒っちゃった?」
「ごめんごめん」と謝りながら、娘は私の首をゆっくりと撫でる。
別にこの行為に関して別段怒りはなく寧ろ、これには心地よさを覚える。
『貴様は…私を見て臆さないのか?』
「………臆する? 何で見ただけでアンタに怯まなにゃならんのさ。」
娘の言葉に私は驚きを隠せなかった。
この者は、ポケモンの言葉が理解出来たのだ。
『私の言葉が、解るのか…?』
「ん、何となくだけどね。 自分が持ってる能力の副作用か何かだと、私は思ってんだけど。」
『……「チカラ」…………?』
『チカラとは、』彼女が持つ能力とは何かを尋ねようとした所で
『チンメイィィ――――――ッ!!!』
周りに木霊しそうな、轟音のような怒声。
同時に聞こえる、何者かが走っている音。
「げ、私の気配を嗅ぎ付けやがったな。 ごめんディアルガ、また今度会えたら宜しくね!」
そう言って娘は私の身体から、その傍にあった木の枝へ飛び移り、枝から枝へと身軽に飛んで、姿を消した。
『待てやテメェ、今度と言う今度は絶対捕まえてやる!』「あはははは! 捕まえられるものなら捕まえてみやがれこの体長90cmオトンが!」『誰がオトンだぁ―――!!』という、意味不明な怒号と余裕の声が続き、それも徐々に小さくなっていく。
それはまるで突風のように、過ぎ去った後はやけに静かだった。
蒼の空を私は仰ぐ。
サァッと、涼やかな風が頬を撫ぜた。
『――今度、か』
「また今度会えたら宜しくね!」娘の言葉が脳裏で反芻される。
その言葉はあまりに心地よくて
『…また、会えたら良いな。』
この邂逅はまだ、序章に過ぎない。
木漏れ日を浴びて湖の傍に佇む影が1つ。
空より落ち着いた蒼の身体を持ち、瞳は深紅。通常の人間では視線を合わす事も疲れそうな大きさで、また、ふと目が合えば即座に威圧されるような凄みと鋭さがある。
ディアルガ。『じかんポケモン』と呼ばれ、一地域では時を司る神として崇められている存在だ。
普段は『時限の塔』と呼ばれる建物の頂上にいる筈のそれは、現在森に囲まれた湖の一角に佇んでいる。
(これが… ………『水』、か。)
『鏡のようだな』と、物珍しそうに、水面に映る自分の姿をじっと見つめる。
風でゆらゆらとそれは揺れ、己の姿にひずみが浮かんだ。
塔の中で長年過ごして、初めて見た。
そう考えると自分は何処まで世間を知らない籠の中の鳥だろうか。
自分がこのような立場にある存在でなければ、この青々とした世界の下で生きられると言うのに。
――何故、ディアルガとして生まれてしまったのだろう。
そんな事を考えていたら、ガサリと物音が聞こえた。森の奥からだ。
ガサガサガサ、と音は此方へ近づいていく。
正面におぼろげな人影が見え、やがてはっきりと、姿形が確認された。
『………?』
「ふぅ、ようやくあの精神オトンから逃げ切れた……と。 お?」
湖をはさんで見えた存在は、人間だった。
黒の髪は肩ほどまでに伸び、瞳は琥珀。蒼を主体とした着物のようなものを着用しているが、更にその下に濃紺のズボンと言うものを穿いている。顔立ちは男のようだが、体付きから娘である事が判別出来る。
「えーと確か、ディアルガ…だっけ? うわぁ、珍しいもの見たなぁ…!」
娘は此方の姿を見て、首を傾げた。
このような場所にいる筈ないディアルガがいるのだから、その仕草をしても不思議はない。
しかしこの娘は、私の姿を見ても臆さない。
それどころか、興味深げに此方へ近寄ってきた。
ペチペチと私の片足を軽く叩く、次にスリスリと頬ずりを始め――少しくすぐったかった――、最後には掴める場所が少ないのに容易によじ登る始末。「よっ」と背に乗って、其処から見える風景に感嘆の声を漏らしていた。
「おー、絶景絶景。 高い所から見る景色ってやっぱ良いなー。」
『貴様』
「ありゃ。 ひょっとして、……怒っちゃった?」
「ごめんごめん」と謝りながら、娘は私の首をゆっくりと撫でる。
別にこの行為に関して別段怒りはなく寧ろ、これには心地よさを覚える。
『貴様は…私を見て臆さないのか?』
「………臆する? 何で見ただけでアンタに怯まなにゃならんのさ。」
娘の言葉に私は驚きを隠せなかった。
この者は、ポケモンの言葉が理解出来たのだ。
『私の言葉が、解るのか…?』
「ん、何となくだけどね。 自分が持ってる能力の副作用か何かだと、私は思ってんだけど。」
『……「チカラ」…………?』
『チカラとは、』彼女が持つ能力とは何かを尋ねようとした所で
『チンメイィィ――――――ッ!!!』
周りに木霊しそうな、轟音のような怒声。
同時に聞こえる、何者かが走っている音。
「げ、私の気配を嗅ぎ付けやがったな。 ごめんディアルガ、また今度会えたら宜しくね!」
そう言って娘は私の身体から、その傍にあった木の枝へ飛び移り、枝から枝へと身軽に飛んで、姿を消した。
『待てやテメェ、今度と言う今度は絶対捕まえてやる!』「あはははは! 捕まえられるものなら捕まえてみやがれこの体長90cmオトンが!」『誰がオトンだぁ―――!!』という、意味不明な怒号と余裕の声が続き、それも徐々に小さくなっていく。
それはまるで突風のように、過ぎ去った後はやけに静かだった。
蒼の空を私は仰ぐ。
サァッと、涼やかな風が頬を撫ぜた。
『――今度、か』
「また今度会えたら宜しくね!」娘の言葉が脳裏で反芻される。
その言葉はあまりに心地よくて
『…また、会えたら良いな。』
この邂逅はまだ、序章に過ぎない。
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プロフィール
HN:
小慶美(シャオチンメイ)
年齢:
35
HP:
性別:
女性
誕生日:
1990/03/09
職業:
一応学生
趣味:
色々
自己紹介:
幼い頃からの任●堂っ子。
闇の探検隊をプレイ中。
擬人化リクエストは消化しきれない。
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